10. 【参考】オンライン試験実施時に利用可能なツール・機能・活用例について
本ページの作成日:2021/6/10
本ページの最終更新日:2021/6/10
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オンライン形式で試験を実施する際に、東京都立大学eラーニングシステムkibaco及びビデオ会議システムZoomの以下の機能を利用することが可能です。
1 東京都立大学eラーニングシステムkibacoの機能について
(1) 名簿機能
名簿機能では、受験予定者の一覧表および各受験予定者のプロファイルを確認することができます。
(2) お知らせ機能
試験日程等の連絡事項を、受験者に学生メールを通じてお知らせすることができます。
(3) テスト/アンケート機能
テスト/アンケート機能では、次の形式の問題を作成でき、これらの問題を組み合わせたテストをオンラインで実施することができます。また、この機能では、解答が学修番号と紐付いて記録され、また提出日時も記録されるため、確実な受験者の出席データをとることができます。
テストの形式:複数選択、短答または小論文、穴埋め、数値解答、整合問題、正誤選択
(4) 資料配付機能
資料配布機能では、試験で使用する問題用紙や答案用紙をアップロードし、受験者に配布することができます。
(5) 課題機能
課題機能は、受験者に課題を出す機能です。課題の作成や公開日時・締切日時の指定、電子メールによる受験者への通知を行うことができます。テスト/アンケート機能と同様に、課題機能でも、解答が学修番号と紐付いて記録され、また提出日時も記録されるため、確実な出席データをとることができます。
【参考】
東京都立大学eラーニングシステム kibaco 利用ガイド
2 ビデオ会議システムZoomの機能について
(1) レポート機能
Zoomレポート機能で受験者の記録を見ることができます。試験(Zoomミーティング)終了後、Zoomホームページにログインし、「レポート」項目から、「使用状況」→「用途」と進むと、受験者の記録を見ることができます。開始日と終了日に試験日を設定して検索すると、受験者・参加時刻・退出時刻・所要時間などがわかります。
但し、Zoom参加時の名前を、受験者が本名(あるいは教員が本人識別できる文字列)で記載している必要があります。同姓同名等の場合を想定して、受験者に対して、試験日までにZoomアカウント表示名を学修番号に変更するように周知する方法が考えられます。
変更手順は、パソコン版ではZoomの「プロフィール」から、スマホ版では設定のアカウントの「表示名」から変更することができます。
(2) チャット機能
受験者からの質問等がある場合、試験監督者と連絡を取る手段として利用できます。
(3) 録画機能
受験者側をビデオONに設定し、「ギャラリービュー(参加者全員が映っている画面)」で録画する設定にすると、受験者の答案作成状況を録画することができます。また、Zoomのクラウド上又は利用コンピューター内に録画データを保存することができます。必要に応じて、試験終了後に確認することができます。
※Zoomのクラウド録画では最大25人までの画面を録画可能ですが、25人以上の場合、ローカル録画を選択する必要が有ります。ローカル録画の場合は49人まで、画面を切り替えることで300人まで録画可能
(ローカル録画は録画者の画面がそのままデータとして録画されます。49人を超える場合、録画する際に一定間隔で画面を切り替え、表示し、録画するといった方法が考えられます。)
【注意点】
・49人の表示が可能なのは下記URLコンピューターのスペックの要件を満たす必要があります。